トレンドアフィリエイトで稼ぐための必須スキル『キーワードのずらし』を実例を用いて紹介していきます。
キーワードのずらしがピンと来ていない人も、この実例から学べば一気に理解が深まります。
こんにちは、hirokiです。
トレンドアフィリエイトで稼げる人と稼げない人の決定的な違いは、キーワードのずらしができるか、できないかの違いといっても過言ではありません。
ずらしができなければ一生稼ぐことは無理ですので、この記事を読んで必ず理解してくださいね。
▼この記事でわかること▼
- キーワードのずらしとはそもそも何なのか
- ずらしができていない人の特徴
- 7つの実例でずらしが理解できる
キーワードのずらしとは?なぜ必要なのか!
キーワードのずらしってそもそも何か?という疑問があると思いますが明確な定義はありません。
ざっくりいうとこんな感じですが、わかりにくいと思うので具体例で説明していきます。
『ずらし』ができていない悪いキーワード選定の例
まずはずらしができていない悪い例を紹介します。
2018年に「よゐこの濱口優さんとタレントの南明奈さんが結婚する」というニュースがありました。
このニュースについて記事を作るとき、ずらしができていない人は、
『濱口優と南明奈が結婚発表!交際から4年でゴールイン!』
というように、ニュースで報道された情報をそのまま記事にしてしまいます。
これだと、「濱口優 南明奈 結婚発表」と検索しても、大手ニュースサイトばかりが検索結果に出てきます。
*上位表示:日刊サイゾー・スポーツニッポン・マイナビニュース・オリコン など
大手ニュースサイトに検索順位で勝つことはできないので、自分のブログにアクセスが来ることはありません。
『ずらし』ができている良いキーワード選定
続いて、ずらしができている良い例を紹介します。
同じく「よゐこの濱口優さんとタレントの南明奈さんが結婚する」というニュースを例にします。
悪い例では「濱口優 南明奈 結婚発表」というキーワードで、出来事をそのまま記事タイトルにしていました。
ですが、ずらしをする場合は「濱口優 南明奈 結婚発表」というニュースを知った人が、そのあとに何を知りたいかを考えていきます。
例えば、ニュースでは結婚式の時期がいつなのかについては触れていませんでした。
「濱口優 南明奈 結婚式 いつ」というキーワードでタイトルを作ってみます。
実際に検索してみると検索で上位表示するのは個人のブログばかりです。
*上位の記事はすべて個人のブログ
このようにずらしができれば企業のニュースサイトとの戦いを避けて、自分の勝てる市場でブログのアクセスを狙うことができます。
ずらしが「できているか」「できていないか」の違いは?
ここまでキーワードのずらしができている例と、できていない例の違いを解説してきました。
ずらしができている良い例では、ニュースサイトやテレビのニュースで知った情報(一次情報)を見て、そのあとに検索するであろう情報(二次情報)を扱ったキーワード選定をしています。
逆に、ずらしができていない例では、一次情報と同じキーワードを使っています。
そうすると、個人のブログが企業のサイトに検索順位で勝つことは難しいので当然上位表示されることはありません。
そもそもですが、ニュースサイトで「濱口優と南明奈が結婚した」という情報を知った人が、インターネットで「濱口優 南明奈 結婚」というキーワードを使って検索することはないですよね。
人は「自分が気になること」「知りたいこと」を検索します。
「濱口優と南明奈が結婚した」が結婚したという事実を、すでにニュースを見て知っているのに、もう一度「濱口優 南明奈 結婚」という言葉で検索することはありません。
検索するのは、結婚した事実を知ったうえで新しく気になったことです。(今回でいうと「結婚式 いつ」というワード)
このように、ずらしというのは、ブログにアクセスが集まるように人が検索するであろうキーワードを先回りして見つけて、キーワード選定をすることです。
ただ、これがキーワードのずらしの全てか、というとそういうわけでもありません。
ずらしは広い意味でたくさん使われる言葉なので、他にどんなずらしテクニックがあるのか実例を用いて説明していきます。
<実例解説>トレンドアフィリエイトの7つのキーワードずらし
それでは、実例でトレンドアフィリエイトのキーワードのずらしテクニックを紹介していきます。
それぞれ、ずらしができている例と、できていない具体例です。
もちろんここで紹介する7つがすべてというわけではなく、あくまで一例を紹介するということになります。
実例① 芸能人の不倫問題
まずはトレンドアフィリエイトの王道でもある芸能人のスキャンダルです。
記事ネタは「芸能人Aが一般女性と不倫をした」です。
ずらしができていない例
芸能人A + 不倫
ずらしができている例
芸能人A + 不倫相手 + 名前
芸能人A + 不倫相手 + 顔写真
芸能人の不倫問題はいまだに世間を大きく騒がせますが「不倫が発生した」という記事を作ってもニュースサイトと同じになってしまいます。
ニュースを見た人が次に気になることで多いのは、「不倫相手の名前」「不倫相手の顔写真」ですね。
一般女性だととくにニュースサイトでは、名前や顔写真が伏せられるので、その情報をインターネット上で見つけてまとめて記事にするとアクセスが爆発することがあります。
実例② サッカーのずらし
こちらもトレンドアフィリエイトの王道の1つであるサッカーについてのキーワードずらしです。
記事ネタは「サッカー日本代表がW杯に出場が決まった」です。
ずらしができていない例
サッカー + 日本代表 + W杯出場決定
ずらしができている例
サッカー + 日本代表 + 海外の反応
(予選に出場している)選手名 + 海外移籍 + 噂
サッカーに限らず、国際大会で活躍する日本代表チーム、日本人選手は「海外の反応」というキーワードで検索されることが非常に多いです。
やはりファンとしては、世界でどんな評価を受けているのか気になりますよね。
また、その試合で大きく活躍した日本人選手は、その後、海外挑戦ということもありますので、海外移籍の噂などで検索されることもありますね。
実例③ お花見の桜の見頃でずらし
トレンドアフィリエイトで扱うのは芸能だけではありません。
季節のイベントも王道の1つで検索需要は非常に高いです。記事ネタはそのまま「今年の桜の見頃について」です。
ずらしができていない例
東京 + 桜 + 見頃
ずらしができている例
上野公園 + 桜 + 年号 + 見頃
季節のイベントのずらしは、芸能ネタのずらしと少し違います。
芸能ネタはニュースを見て、人が気になったことを先回りし、ずらしてキーワード選定をするものでした。
しかし桜の見頃に関しては、そういったニュースサイトはありません。誰もが春になったら気になることを記事にしているだけです。
では、何をずらしてキーワード選定をすればいいかというと、「場所」や「年号」です。
ずらしができていない例のように「東京 + 桜 + 見頃」で検索してみるとこのように表示されます。
上位はウォーカープラスやジョルダンなど、企業が運営しているイベント情報サイトです。
このキーワードではブログが上位に表示されることはありません。
このように東京という広い情報だと企業のサイトが上位表示されることがほとんどです。
そこでさらに範囲を狭める方向でずらし、「上野公園 + 桜 + 年号 + 見頃」にすると
企業のサイトも表示されていますが、1番上に表示されている記事は個人が運営しているブログでした。
需要が大きい記事ネタというのは、需要が大きい分企業などの強いサイトに上位を独占されてしまいますので、隙間を縫うように記事ネタをずらしていくことが、トレンドアフィリエイトで稼ぐための鉄則です。
実例④ クリスマスのプレゼントのずらし
続いてもトレンドアフィリエイトの中では非常に需要の大きいネタであるクリスマスについてです。
記事ネタは「クリスマス プレゼント」です。
ずらしができていない例
クリスマスプレゼント + おすすめ
ずらしができている例
クリスマスプレゼント + 子供 + おすすめ + 年号
クリスマスのずらしもお花見と同様で、範囲を狭くするためのずらしですね。
単純にクリスマスプレゼントのおすすめといった記事を作ってしまうと、楽天やAmazonなどの大手通販サイトが上位を独占しているので、いかに細かいネタに絞ってずらすかがポイントになります。
プレゼントを渡す相手にも、子供、友達、彼氏、同僚、など、たくさんずらす方法があるので記事を作りやすいネタです。
実例⑤ 原作のある作品の映画化についてのずらし
続いての記事ネタは「原作のある作品の映画化決定」です。
有名なマンガや小説が映画化されると、非常に話題になりますよね。
特にマンガ原作の映画だと原作ファンの納得いく作品になってくれないと批判が多くなるので、とくに話題になりやすいです。
ずらしができていない例
作品名 + 映画化 + 決定
ずらしができている例
作品名 + 映画 + キャスト + 予想
このずらしのパターンは不倫などの芸能イベントと似たようなずらしかたですね。
映画化になったというニュースを見た人がそのあとに何を検索するのかを先回りして考えて記事にします。
ほかにも、映画化される作品の「原作 ネタバレ」「原作 あらすじ」というネタでもよく検索されることがありますので狙い目です。
実例⑥ 音楽アーティストのライブ開催決定についてのずらし
エンタメ系でトレンドアフィリエイトで扱いやすいネタの1つとして音楽もあります。
有名アーティストのライブツアーであればそのツアー期間中は何十万人という人がそのアーティストのライブについて調べたりするので需要はかなり大きいといえます。
記事ネタは「アーティストのライブ開催決定」です。
ずらしができていない例
アーティスト名 + ライブ + 決定
ずらしができている例
アーティスト名 + ライブ名 + チケット + 倍率
アーティストのライブが決定したらファンがまっさきに気になるのは、ライブのチケットの倍率です。
ファンとしては絶対にチケットを入手したいので、倍率が高い有名アーティスト(ジャニーズ、EXILE、Mr.Children など)は非常に検索需要が高いです。
音楽系のネタのずらしは、とにかくアーティストのファンになった気持ちになり、ファンだったら何が気になるかを考えると、記事ネタも浮かんできます。
実例⑦ 政治についてのずらし
トレンドアフィリエイトで扱うのは芸能、季節のイベント、スポーツなどたくさんありますが、実は政治もかなり需要があります。
しかも政治系は記事を書くライバルも非常に少ないのでアクセスを集めやすいというメリットもあります。
今回の記事ネタは「トランプがアメリカ大統領に当選」とします。
ずらしができていない例
トランプ + 大統領 + 当選
ずらしができている例
トランプ + 大統領 + 当選 + 日本への影響
単純にトランプが大統領に当選したと記事を書くと、大手のニュースサイトと同じになってしまいます。
ただトランプが大統領に就任したことによる世界の影響は計り知れないものがあります。
その波が日本までくるのか、日本の景気や為替などいろいろな面で影響を気にする人は多いのでネタの需要はかなり大きいです。
まとめ
今回はトレンドアフィリエイトのキーワードずらしについて、なぜずらしテクニックが必要なのかを解説したうえで、7つの実例で具体的に解説していきました。
キーワード選定をするうえで、ずらしは絶対に覚えておきたいテクニックになります。
最初はずらしといってもよくわからないと思いますが、何度もネタ探しをして記事タイトルを作っていけば自然とできるようになってきます。
ぜひ繰り返し練習してみてください。