サイト売買をしたいけど失敗したらどうしよう
サイト売却で売れ残らないためにはどうすればいい?
そんな悩みを解決していきますね。
サイト売買で自分のサイトを売る場合、何も考えずに行動すると99%失敗してしまいます。
過去に僕も個人のブログを売却しようと思いましたが、無策で挑んで見事に失敗してしまいました。
この記事では、そんな僕のサイト売却の失敗経験を元に、サイト売買の成功のコツをお伝えしていきますね。
僕は月2万円のブログを70万円で売却したことがあるので、その経験をお伝えしていきます。
サイト売買でブログ売却を失敗した理由
なぜ僕がサイト売買に失敗してブログが売れ残ってしまったのか。
理由は以下の4つのあります。
- 1つの仲介会社しか利用していなかった
- アピール文章(PR文)を適当に書いた
- 売却金額の値下げを考えていなかった
- スピード勝負であることを理解していなかった
1つずつ詳しく解説していきますね。
1つの仲介会社しか利用していなかった
サイト売却の登録をする仲介会社は、1つに絞らず複数に登録するのが一般的です。
複数に登録したほうが多くの買主さんの目に触れることになって売却が成功しやすくなりますし、それぞれの仲介サービスに特徴や個性があります。
各サービスの特徴は、サイト売買(M&A)仲介サービスの選び方の記事で詳しく解説しています。
当時の僕は複数の仲介会社に登録してはいけないと勘違いしていたので、1つに絞って売却案件を登録してしまいました。
その結果、買主の目に止まる機会が圧倒的に少なく、サイトが売れにくくなってしまいました。
アピール文章(PR文)を適当に書いた
サイトを売却時にもっとも重要なのがアピール文の内容です。
この文章で買主にサイトの魅力を伝えなければいけないのに、何も考えずに適当に書いて見事に失敗してしまいました。
実際に当時書いたアピール文はこちら
エンタメ系のブログで、Googleアドセンス広告から収益を得ています。
最高月収14万円で、PV数も月間で20万PV以上発生しました。
ペナルティなども受けたことはなく、ホワイトな運営をしてきました。
ブログ初心者の方でも簡単に運営でき、マネタイズしやすいブログになっています。
収益やPVなど最低限のことは書いてありますが、文章を読んだだけではサイトの魅力は伝わらないですよね。
結局、ほとんどの買主さんに見向きもされずに失敗してしまいました。
売却金額の値下げを考えていなかった
サイト売却を成功させるコツの1つに値下げを上手に活用することがあります。
値下げをすることで得られるメリットは3つ。
- お買い得感を演出することができる
- 値下げ通知で買主にサイトの存在を認知してもらえる
- 金額的に諦めていた買主が購入を再検討してくれる
こういった値下げのメリットも知らず、当時の僕は最初の金額から一切変更せず、売却に失敗してしまいました。
スピード勝負であることを理解していなかった
サイトを売却に出した場合、ゆっくりと交渉したり良い買主が現れるまで待つのはNGです。
理由は2つ。
- 売却案件一覧は新しい順で掲載されるので、時間が経つと後ろに追いやられてしまう
- 時間が経過すると「売れ残っている=売れないデメリットがある」と思われてしまう
このようにサイト売買では時間が経過するごとに、買主の目に触れにくくなるうえに、見てもらえたとしても不信感を持たれてしまう可能性があります。
僕の場合、スピード勝負であることを知らず、何ヶ月も時間をかけたことで売れ残ってしまいました。
失敗から学んだサイト売買を成功させるコツ
- 3つの仲介サービスで買主を募集
- 売値の上限と下限を設定した
- 買主のニーズを理解したアピール文を書く
- なるべく早く売れるように行動した
3つの仲介サービスで買主を募集
サイト売買の仲介サービスは複数に登録してOKです。
ただし複数の仲介サービスに登録し過ぎると、管理や登録が大変なので、最初は3つくらいに絞るのがおすすめですね。
僕のおすすめはラッコM&A・UREBA・サイトキャッチャーの3つに登録してみることです。
もしくは売買取引を担当者に丸投げしたい場合は、サイトマ
詳しくはサイトM&A仲介会社おすすめの記事をご覧ください。
買主のニーズを理解したアピール文を書く
サイト売買に出すときは、買主はサイトに何を求めているのかを考えてアピール文を書くことが重要です。
多くの買主がサイト購入時に考えていることはこちら。
- できるだけ簡単にサイト運営をしたい
- できるかぎり手をかけずに収益を得たい
- 継続的に安定して収益を得たい
- 今後も右肩上がりで収益を増やしていきたい
いろんな買主がいるので絶対ではないですが、このように考えている人は多いです。
買主のニーズを踏まえてアピール文を書くことができれば、買主の目を引くことができ、サイト売買成功に繋がりやすくなります。
売値の上限と下限を設定した
サイトを売却に出すときに「最高でこの金額で売れたら嬉しい!」という上限金額と、「最低でもこれくらいの金額で売りたい」とう下限金額を決めるのがおすすめです。
また上限金額と下限金額の差は売却金額の20%以上の差額で考えます。
なぜなら少額で値引きをするよりも、20%くらい大きく値引きをすることで、買主に値引案内が届いたり、案件一覧のトップに掲載される可能性が高いからです。(仲介サービスによって若干違う)
サイト売買では値引きを上手に扱うことが成約につなげるポイントです。
高値で売却を狙うのも大事ですが、うまく値引きを駆使して下限金額の範囲内で売却が成功できるといいですね。
なるべく早く売れるように行動した
売却案件一覧に登録されたら、少しでも早く売れるように行動することが大事です。
そうでないと「案件の後ろの方に追いやられてしまう」「売れ残ったサイト認定されてしまう」というデメリットが待っているからです。
具体的に早く売れるための行動はこちら。
- 交渉の取引は時間を書けずにスムーズに対応
- 買主の返事が遅い場合は催促したりこちらから再提案
- もっと良い買主が現れると期待し過ぎない
- 売れそうにないと思ったら迷わずに値下げ
売却に時間がかかるほど、不安や焦りも出てくるのでメンタル的にもダメージが大きくなるので、スピード交渉、スピード成約を心がけるといいですね。
まとめ:サイト売買で失敗しないように事前準備を怠らず
この記事では、僕がサイト売買で失敗した理由と、そこから学んだ成功のコツをお伝えしてきました。
今回紹介したポイントは以下のとおり。
- 1つの仲介会社しか利用していなかった
- アピール文章(PR文)を適当に書いた
- 売却金額の値下げを考えていなかった
- スピード勝負であることを理解していなかった
- 3つの仲介サービスで買主を募集
- 売値の上限と下限を設定した
- 買主のニーズを理解したアピール文を書く
- なるべく早く売れるように行動した
サイト売買を失敗しないために大事なのは、事前に準備をしておくこと。
なにもわからずに売却に出してもほぼ100%失敗してしまうので、どうやったらうまくいくのかを考えて行動するのがポイントですね。
この記事を参考に少しでもサイト売買の成功に近づければ幸いです。